RICHOFLEX VI型 [趣味嗜好]
皆さん、こんにちは。
今日は私のクラカメコレクションの中からリコーフレックスVI型を紹介したいと思います。
まず、このカメラの入手経路は私の叔父さんの形見分けで叔母さんから頂いた物です。
この私の叔父さんは私と同じで無類のカメラ好き。カメラだけじゃなく機械いじりがとっても好きな叔父さんで私と同じ様な趣味嗜好を持ってる人でした。ですから、そんな叔父さんとは話が合って生前はとてもかわいがってくれた大好きな叔父さんでした。
そんな叔父さんが大切にしていたカメラを2台形見分けとして叔母さんから頂いてきたうちの1台がこのリコーフレックスVI型です。カメラに凝っていた叔父さんが所有していた物だけあってさすがに状態はとても綺麗です。所々張り皮がめくれてたりしてますが、レンズにはカビはなくシャッターや絞りはきちんと動く完動品でした。ファインダーもとても綺麗でピントも合わせやすいので客観的に見てもとても良い状態のカメラです。
裏蓋には『昭28年6800円』と書かれたシールが貼ってある事から、恐らくこのカメラは昭和28年製で叔父さんが6800円で手に入れたカメラだったんだな、という事が考えられます。その根拠は、叔父さんは昭和15年生まれなので昭和28年の時は13歳。その年で6800円もの大金を使ってカメラを買うなどとは考えられないからです。多分、叔父さんが叔母さんと結婚した後に買ったんだと思います。
さて、状態はいいもののレンズキャップが欠品してます。当面のこのカメラの課題としてはレンズキャップを入手する事。いくら状態が良くても四六時中レンズむき出しではせっかくのカメラが台無しです。それに大好きな叔父さんが大切にしていたカメラですから・・・この状態を維持する上でもレンズキャップは必須です。
ところが、リコーフレックスのレンズキャップって中々ないんですよね(-_-;オークションでもまず見た事ありません。もしかしたら元々付いてなかったとか?その辺りは定かじゃありませんが、とにかく何か対策しないと。せめて皮ケースでもあればいいんですが、これも中々見つけられないのが実情です。とりあえず今のコンディションを維持しつつ探そうと思います。
せっかくの完動品のクラカメならば試写してみたいのが人情(笑)早速フィルムを入ようと裏蓋を開けたらビックリ!!フィルム室がフォルダーのようになっていてカメラから取り外してフィルムを装填する仕組みになってたんです。私はヤシカフレックスやローライ、マミヤの二眼レフカメラを所有してますが、こんな仕組みの二眼レフカメラは初めてだったので驚きました(^^;;
ブローニーフィルムの装填はタダでさえ落とさないかと心配で緊張するのに、この初めての経験をするのは手の震え度Maxです(苦笑)それにしてもフォルダーの前側からぐるりとフィルムを回して巻き取り用のスプールに巻き取らせる仕組み。恐らく、カメラを軽量コンパクトにするためのこの仕組みなんでしょうけど、よく考えたなぁって関心してしまいます。しかもこの金属板(真鍮??)の加工技術がとても素晴らしい。一見ひ弱そうに見えるけどしっかりした作りになってる。日本の技術はやっぱり凄いです。
実際にフィルムを入れてみると意外にフィルムが入れやすくて改めて関心。これでフィルムも入ったし試写してみる事にしました。
撮影場所は天童市にある山形県総合運動公園です。当日の天気は今にも雨が降ってきそうな天気でしたが、幸い雨は免れて何とか撮ってきました。フィルムはフジの400のネガで、スキャナーで700dpiで取り込みました。画像はもちろんレタッチなしです。
総合運動公園でブローニー1本を撮って現像へ。上がってきたネガを見てビックリ!!これ、いいんじゃない??(#^_^#)露出はともかく、描写力というか表現力というか、再現力というか・・・全然イケてる(^^)特にベンチのカットはいい感じだと思います♪
総評として・・・。シャッタースピードはB以外は3段(1/100、1/50、1/25)しかないけど、それでもこれだけ写れば十分♪♪露出さえバッチリ決まればいい写真が撮れそう(^^)
赤窓からの光線漏れもないし、フレアーやゴーストもないし、むしろ綺麗に撮れてる(^-^)
やっぱ叔父さんのカメラだしね、本当にいいコンディションで維持してたんだなぁ、叔父さん凄いなぁ。きっと天国で叔父さんがドヤ顔してるだろうな(笑)
クラカメを弄りながら叔父さんを偲ぶ。
昭和28年製のカメラか。1953年。半世紀以上もの前のカメラがここまで写る。写って当たり前、失敗してもすぐ撮り直しが出来るデジカメじゃこんな気持ちになれないよなぁ。きっと叔父さんも天国でそうだそうだとうなづいてくれてるに違いない(T_T)
やっぱ、フィルムで撮る写真は奥が深くて楽しいよなぁ!なっ、叔父さん♪(^-^)
リコーHP(リコーフレックスVI型解説ページ)
http://www.ricoh.co.jp/camera/cameralist/flexVI.html
今日は私のクラカメコレクションの中からリコーフレックスVI型を紹介したいと思います。
RICHO FLEX MODEL VI (1953年製)
テイクレンズはリコーアナスチグマット80mmF3.5
テイクレンズはリコーアナスチグマット80mmF3.5
まず、このカメラの入手経路は私の叔父さんの形見分けで叔母さんから頂いた物です。
この私の叔父さんは私と同じで無類のカメラ好き。カメラだけじゃなく機械いじりがとっても好きな叔父さんで私と同じ様な趣味嗜好を持ってる人でした。ですから、そんな叔父さんとは話が合って生前はとてもかわいがってくれた大好きな叔父さんでした。
カメラの右側には巻き上げノブのみ
そんな叔父さんが大切にしていたカメラを2台形見分けとして叔母さんから頂いてきたうちの1台がこのリコーフレックスVI型です。カメラに凝っていた叔父さんが所有していた物だけあってさすがに状態はとても綺麗です。所々張り皮がめくれてたりしてますが、レンズにはカビはなくシャッターや絞りはきちんと動く完動品でした。ファインダーもとても綺麗でピントも合わせやすいので客観的に見てもとても良い状態のカメラです。
赤窓です。ここを開けてフィルム遮光紙の数字を読み取ってフィルムを巻き上げます。
叔父さんが貼ったシールはそのままに。
叔父さんが貼ったシールはそのままに。
裏蓋には『昭28年6800円』と書かれたシールが貼ってある事から、恐らくこのカメラは昭和28年製で叔父さんが6800円で手に入れたカメラだったんだな、という事が考えられます。その根拠は、叔父さんは昭和15年生まれなので昭和28年の時は13歳。その年で6800円もの大金を使ってカメラを買うなどとは考えられないからです。多分、叔父さんが叔母さんと結婚した後に買ったんだと思います。
左側面はツルっとしてます。何もありません(笑)
さて、状態はいいもののレンズキャップが欠品してます。当面のこのカメラの課題としてはレンズキャップを入手する事。いくら状態が良くても四六時中レンズむき出しではせっかくのカメラが台無しです。それに大好きな叔父さんが大切にしていたカメラですから・・・この状態を維持する上でもレンズキャップは必須です。
焦点距離はft表示。テイクレンズを回してピント合わせします。
ところが、リコーフレックスのレンズキャップって中々ないんですよね(-_-;オークションでもまず見た事ありません。もしかしたら元々付いてなかったとか?その辺りは定かじゃありませんが、とにかく何か対策しないと。せめて皮ケースでもあればいいんですが、これも中々見つけられないのが実情です。とりあえず今のコンディションを維持しつつ探そうと思います。
開放絞りはF3.5、最小絞りはF22。
コダック型シンクロ接点(ヤギ乳型)が付いてます。
コダック型シンクロ接点(ヤギ乳型)が付いてます。
せっかくの完動品のクラカメならば試写してみたいのが人情(笑)早速フィルムを入ようと裏蓋を開けたらビックリ!!フィルム室がフォルダーのようになっていてカメラから取り外してフィルムを装填する仕組みになってたんです。私はヤシカフレックスやローライ、マミヤの二眼レフカメラを所有してますが、こんな仕組みの二眼レフカメラは初めてだったので驚きました(^^;;
フィルム室内からフィルムフォルダーを外した所
ブローニーフィルムの装填はタダでさえ落とさないかと心配で緊張するのに、この初めての経験をするのは手の震え度Maxです(苦笑)それにしてもフォルダーの前側からぐるりとフィルムを回して巻き取り用のスプールに巻き取らせる仕組み。恐らく、カメラを軽量コンパクトにするためのこの仕組みなんでしょうけど、よく考えたなぁって関心してしまいます。しかもこの金属板(真鍮??)の加工技術がとても素晴らしい。一見ひ弱そうに見えるけどしっかりした作りになってる。日本の技術はやっぱり凄いです。
レンズ側にフィルムを装着しL字型にカーブさせてフィルムを送る仕組みです。
実際にフィルムを入れてみると意外にフィルムが入れやすくて改めて関心。これでフィルムも入ったし試写してみる事にしました。
撮影場所は天童市にある山形県総合運動公園です。当日の天気は今にも雨が降ってきそうな天気でしたが、幸い雨は免れて何とか撮ってきました。フィルムはフジの400のネガで、スキャナーで700dpiで取り込みました。画像はもちろんレタッチなしです。
1/100秒、f8
1/50秒、f8
1/50秒、f8
総合運動公園でブローニー1本を撮って現像へ。上がってきたネガを見てビックリ!!これ、いいんじゃない??(#^_^#)露出はともかく、描写力というか表現力というか、再現力というか・・・全然イケてる(^^)特にベンチのカットはいい感じだと思います♪
シャッターはB以外3段。
セルフコッキング式。レバー上でチャージ。下に下げればレリーズ。
セルフコッキング式。レバー上でチャージ。下に下げればレリーズ。
総評として・・・。シャッタースピードはB以外は3段(1/100、1/50、1/25)しかないけど、それでもこれだけ写れば十分♪♪露出さえバッチリ決まればいい写真が撮れそう(^^)
赤窓からの光線漏れもないし、フレアーやゴーストもないし、むしろ綺麗に撮れてる(^-^)
やっぱ叔父さんのカメラだしね、本当にいいコンディションで維持してたんだなぁ、叔父さん凄いなぁ。きっと天国で叔父さんがドヤ顔してるだろうな(笑)
ビューレンズはリコービュワー80mmF3.5
クラカメを弄りながら叔父さんを偲ぶ。
昭和28年製のカメラか。1953年。半世紀以上もの前のカメラがここまで写る。写って当たり前、失敗してもすぐ撮り直しが出来るデジカメじゃこんな気持ちになれないよなぁ。きっと叔父さんも天国でそうだそうだとうなづいてくれてるに違いない(T_T)
やっぱ、フィルムで撮る写真は奥が深くて楽しいよなぁ!なっ、叔父さん♪(^-^)
二重ロック式の裏蓋
リコーHP(リコーフレックスVI型解説ページ)
http://www.ricoh.co.jp/camera/cameralist/flexVI.html
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