Olympus6 [趣味嗜好]

 皆さん、こんばんわ(^^)
今日は久しぶりに私が所有してるクラカメを紹介したいと思います。
タイトル通り、今日は1952年製のオリンパス6について話したいと思います。
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名玉、ズイコー7.5cm、F3.5

まず、このカメラは以前このブログで紹介したリコーフレックスと同じで、私の叔父さんの形見として叔母さんから頂いたものです。リコーフレックスと一緒に私の手元に来ました。
その前回(リコーフレックスの回)で紹介した通り、私の叔父さんも私同様に無類のカメラ好き、クルマも大好きな叔父さんでした。そんな叔父さんですから勿論私とはとても気が合い、大変かわいがってくれました。
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私が所有する唯一のスプリングカメラです

さて、そんな叔父さんが所有していたカメラなもんですから、客観的に見てもリコーフレックスにひけをとらないくらいの極上品だと思います。その所以は多少、張り革の浮きやサビ、腐食が見られますが、低速シャッターが粘りもなくしっかりと動作してる事、蛇腹にもヒビや破れはなく当然光線漏れもない事、645のアダプターフレームがある事です。
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6x6と6x4.5の赤窓が裏蓋にあります

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裏蓋を開けると6x4.5のフレームアダプターが付いてました

特筆すべきはコパルのシャッター。製造から60年経った今でも低速側には全く粘りがなく、手計測で1秒を計ってみたのですが10回計測した平均値は1.15秒くらいでした。これにはビックリです。また、セルフタイマーもしっかりと動作しました。それからもう1つだけ特筆したいのが6x4.5のフレームアダプターが残っている事。これ、意外となくなっちゃうんですよね。中古カメラで探したとしてもこのフレームが無い事が多々あるんです。これがあるのとないのとではカメラの個体評価ではかなり違うんじゃないでしょうか?そう考えると、さすが叔父さんだなぁって思っちゃいます。凄くこだわってた人ですから(^^;
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低速シャッターもバッチリなコパルシャッター

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シャッターはB、1秒〜1/200秒、絞りf3.5〜22、ピントはft表示で目測で合わせます(笑)

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叔父さんのこだわりがこの製造年月のシール(笑)

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スプリングカメラのいいところはレンズがボディに収納できるとこ


カメラの紹介はここまでにして、実際にフィルム入れて撮ってみました(^^)
使用したフィルムはフジの400、カラーネガを使用。スキャナーで800dpiで取り込み、フォトショでサイズ調整のみしました。撮影データは昨年秋から撮り貯めてたので不明です(^^;
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秋の神通峡(山形県大江町)にて

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渓谷の流れが早く、いい感じに写ってます(^^)

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文翔館(山形市、旧山形県庁舎)にて

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ちょっとマゼンタかぶりっぽい(^^;


半年以上、カメラにフィルムを入れっぱなしにしてたので厳密に判断する事は出来ませんが、それでも今から60年前のカメラがここまで写るのって素晴らしい。ただ、難点なのはピント合わせが『目測』な事(笑)しかもレンズにはフィート表示しか書いてないし(^^;;
それでも無限大の距離で被写体を撮ればここまで写るんだから使えなくない。あ、そうそう、このカメラは645で使う事にしよう。フレームアダプターをもしなくしちゃったりしたら叔父さんに申し訳ないし(~_~;
それにしてもクラカメは楽しいな(^^)って事で今日はこの辺で♪





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